東京 多摩 聖蹟桜ヶ丘/学校法人井上学園/厚生労働大臣指定・専修学校(国家試験免除校)/東京多摩調理製菓専門学校

新しい街の「伝統校」として多くの調理師を送り出している東京多摩調理製菓専門学校

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在学中はバイトしてる?バイトと学業の両立が不安な生徒さんへのアドバイス

在学中のバイトは必須?物価高環境が取り巻く学生の懐事情

 

晴れてこの春から専門学校に入学となる学生さんも多い3~4月。
人生における新たなステージに夢と希望を膨らませ、自身のモチベーションも最大に高まり、多くの生徒さんがキラキラするのもこの時期の特徴でもあります。

 

そんななか、いざ学生生活が始まると学業面で不慣れなことも多く、また特に上京して一人暮らしや下宿を始めるという生徒さんにとっては、掃除・洗濯・食事など私生活の面でも不慣れな出来事の毎日に、いささか戸惑いを感じ始めることも少なくありません。

 

こうした環境の変化においては、何も専門学校生に限ったことではありませんし、一人暮らしの生徒さんだけでなく、これまでどおり自宅から通う生徒さんも同様、

 

新しい生活サイクルに慣れることが最初の課題

 

と言っても過言ではありません。「あらゆる環境の変化にどう順応していくか?」という点は、生徒さん個々の性格的な要素もありますので、ご家族はもちろん、周りの友人・知人などとのコミュニケーションをしっかり取ってサポートしていく必要がありますが、それ以上に最近悩みの種となってきているのが

 

学生さんのお財布事情

 

昨今では長期にわたる円安やそれに伴う物価高など、必要となる生活費そのものが上昇している状況化において、学生さんの生活費問題は、学業にも影響が出かねない状況。学生さんのお財布事情においては、自宅生と下宿生とで大きな違いがあることは言うまでもありませんが、その学業を支える親御さんの収支状況次第では、

 

学生さんのお小遣いそのものも減少傾向にあります。

 

ちなみに、日本学生支援機構における「学生生活調査・高等専門学校生生活調査・専門学校生生活調査」(令和4年度)では、学生さんの収入の内訳として

 

・家庭からの給付:55.8%(-3.6%)
・奨学金:20.7%(+1.3%)
・アルバイト収入19.1%(+0.1%)

 

※出典:日本学生支援機構「令和4年度 学生生活調査結果」
https://www.jasso.go.jp/statistics/gakusei_chosa/__icsFiles/afieldfile/2024/03/25/data22_1.pdf

 

という結果となっており、データから見てもご家庭からの金銭的なサポートが減少傾向にあり、奨学金のほか、学生さんご自身でアルバイトを増やして家計の足しにしていることが浮き彫りとなっています。上記が令和4年のデータであることを考慮すると、足元ではもっと

 

学生さんの金銭面での負担が増えている可能性

 

がありますが、今回はそんな「学生さんのお財布事情」にスポットを当て、専門学校在学中はアルバイトをすることが必須になりつつある現状と、学業との両立方法について詳しく取り上げていきます。

 

特に食費負担がキツイという声も多く聞かれますが、学生さんの本業でもある学業を疎かにせず

 

・いかに日々の生活費を節約するか
・時間効率重視のアルバイトをこなす
・限られた時間内での効率的な学習

 

これらを上手にこなすためにどのようなことを行っているかを、在学生の先輩生徒さんのアドバイスも交え、バイトと学業の賢い両立方法をご紹介していきます。春からの一人暮らしで生活費が心配という生徒さんは、ぜひ諸先輩の実践方法を参考にして、学業に専念できる環境を早めに整えるよう心掛けましょう。

 

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学生の宿命~バイトと学業の両立の秘訣は時間の有効活用

 

上記でもご紹介したように、日本学生支援機構の「学生生活調査」における大学生のお小遣い(仕送り含む)平均額は、自宅生で約4万円、下宿生で約10万円という状況で、当然下宿生においてはそこから家賃や光熱費などの支払いが発生するため、正味のお小遣い(娯楽費)は自宅生と同等か、もしくはさらに少ないことが 考えられます。ご家族からのサポートの上限がこの金額とするなら、

 

やはり足りない分はアルバイトで賄うしかない

 

というのが実情で、今も昔もそのパターンに大きな違いはありませんが、やはり足元の物価高と食費負担増という点では、今の学生の方が厳しい状況にあると言わざるを得ません。では、実際に大学生や専門学校生がアルバイトでどれくらいの金額を稼げるのか?というと、上記「学生生活調査」の報告書で

 

1か月平均で概ね3.5万円前後

 

という状況で、もちろん夏休みなど学業が休みの時ほどアルバイトに費やす時間を増やし、普通に授業がある月はそれほど働けない、といった波はあるようです。ただし、やはり学業優先とするため月に何十時間も働けるわけではありませんし、大学生や専門学校生ともなると、多方面での活動や交友関係が活発化するため、

 

それに伴って出費も増えてしまう

 

のは致し方ないところ。また、大学生・専門学校生のなかで、アルバイトを実施しているか?というアルバイト比率においては

 

2023年2月時点で68.4%、2024年2月時点で71.1%

 

※出典:日本人材ニュース
https://jinzainews.net/26800020/

 

という状況を踏まえると、多くの学生さんの懐事情が厳しいことと、ご家族から十分な金銭的サポートを受けられていないことがうかがえます。

 

もちろん、諸々の諸事情や生活環境の違いはあれど、多くの学生が学業とアルバイトの両立がマストというのが実情で、学業を優先にしつつもスキマ時間などを使って効率的にバイトをしたり、時給の良い夜間のバイトなどをこなす、という生活が求められています。また、それと同時に

 

通学中などのスキマ時間を使った効率的な学習

 

もまた、必要なスキルとなってくるので、ちょっとした時間を有効に活用できるような意識を持つことと習慣付けることが重要です。なお、過去記事「▼入学後のオススメ勉強法は?調理技術を磨くにはどうすればいい?」で詳しくご紹介しておりますが、スキマ時間における学習方法で最も効率的な手段のひとつが

 

調理師試験対策アプリなどの活用

 

で、最近では調理実務などは「Youtube」などの動画共有サイトでも見て学ぶことができるので、こうしたアプリの活用なら習慣化しやすく、また参考書を広げるのとは異なり電車のなかでも、バイトの休憩時間でもお手軽にアクセスできるので、オススメの勉強方法のひとつ。無意識にアプリを開くくらいに習慣化できれば、きっと学業を疎かにしないアルバイトの両立ができることでしょう。

 

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キッチンバイトは実務経験という観点でも貴重な体験

 

高校を卒業した大学生・専門学校生の約7割がアルバイトしていることが明らかとなり、平均して月に約3万円前後の収入を得ていることも分かりました。その他、気になるところで言えば、

 

どんな業種で週どれくらいバイトをしてるの?

 

という点になりますが、時給に関しては業種はもちろん、地域性によって大きく異なりますので、あくまで指標的な数値しか出せませんが、例えば学校帰りコンビニバイトを時給1,000円で週3日・4時間行ったと仮定した月の収入は

 

時給1,000円×4時間×週3日×4週間=48,000円

 

となりますので、生活費としては非常に大きな足しになるでしょう。
学校帰りの数時間と、土日のいずれかをバイト時間に割く場合、上記時間くらいが精一杯かもしれませんが、学生さんである以上友達と食事に行ったり、新しい服が欲しいといった金銭ニーズも高まりますので、当然上記のような

 

月5万円前後のバイト代では足りない

 

という学生さんがほとんどだと思います。

 

当然、使えるお金が少ないとなると「バイトを増やそう」という意識が強まりますが、月に約88,000円以上の収入を得ると所得税も掛かってきますし、バイトで稼ぐ額によっては、親の扶養から外れなければならなくなってしまうケースもあります。そして何より

 

増えたバイトによって学習時間を犠牲にする

 

という本末転倒な結果を招きますので、自身の日常生活のなかでバイトに割ける時間がどれくらい取れるのか?ということをよく考えたうえで、効率的に稼げるバイトを選ぶということが大切です。特に調理師専門学校に在学するうえでは、キッチンなど調理に携わるアルバイトをすることで

 

バイト業務が調理実習の予習・復習になる

 

というメリットがあり、特に包丁の扱いなどは「習うより慣れろ」という側面もありますので、包丁を握る時間が長いほど上達も早くなります。そういう観点では、単にキッチンバイトということで探すのではなく、包丁を扱える仕事、フライパンを振れる仕事といった具合いに、

 

調理実習のプラスになるような業種をバイトに選ぶ

 

ということも心掛けるようにしましょう。

 

また、多くの飲食店では従業員用「まかない」という食事補助があるところが多いので、自身の食費軽減にもつながります。よって、単に「たくさん稼ごう」という時給や時間だけに意識を持つのではなく、

 

・アルバイトの仕事自体が学びになる
・安定的にシフトに入れ自由度が高い
・学校帰りなど時間効率が良い仕事
・食費軽減で支出を減らすことができる

 

といった点を意識したうえでアルバイトを実施すると、学業との両立はもちろん、アルバイトの給料以上にお財布事情にもメリットが得られる可能性があります。 まずは、しっかりとバイトに割ける時間がどれくらい作れるか?という点と、スキマ時間にちゃんと勉強ができるような習慣づけをするという意識をしっかりと持って取り組むことが大切だということを心得ておきましょう。

 

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