目指すはホテル料理人!憧れの高級ホテルシェフへの道のり
誰もが憧れる!高級ホテルシェフになるまでの道のり
将来は一流ホテルの総料理長になる!
外資系ラグジュアリーホテルのシェフとして働きたい!
というようにホテルシェフとは、料理人なら誰もが一度は憧れる職業かもしれません。
しかしながら、実際のところ
ホテルシェフになるためにはどのようなスキルや資格が必要なのか?
ホテル料理人の具体的な仕事内容はどのようなものなのか? など
分からないことも多いのではないでしょうか。
そこで今回はそんなホテル料理人を目指す人のために、ホテル料理人の仕事内容や必要な資格・スキルなどについてお伝えします。
さて、話しは変わりますが、
みなさんはシェフとコックの違いをご存じですか?
「フランス料理店の料理人はシェフ、洋食屋の料理人はコックでしょ…!?」といったようなニュアンスで捉えている人も少なくありませんが、正式には異なります。
というのも、どちらも料理人の呼び名ではあるものの、それぞれ語源や意味が異なるのです。
シェフ:フランス語が語源となり、コックたちをまとめる調理場の責任者
コック:オランダ語が語源となり、レストランで働く調理スタッフ全般を指す
なお、一口にシェフといっても、総料理長であるグランシェフの他に、厨房二番手の料理人スー・シェフ、部門ごとのまとめ役の部門シェフといった階級的な役職がある場合もあります。そのため、シェフになるためには
まずは一人前のコックとなることを目指し、料理のスキルを磨く
ことがシェフへの第一歩となりますので、自分の夢や目標に向けて努力を惜しまずにチャレンジし続けましょう。
ホテルシェフになるために必要な資格やスキルは?
さて、ホテルの料理人として働く場合には、どのような資格やスキルが必要なのでしょうか?みなさんもご存じかと思いますが、
料理人になるには学歴や資格は不要です。
そのため、採用されれば学歴や資格がなくてもホテルの料理人として働くことができるため、中学や高校卒業後に料理の世界に飛び込み、現場で調理や食に関するスキルを磨き、有名なシェフとなった人もいます。
ただし、ホテルによっては
調理師専門学校卒業者や調理師免許取得者を優遇している場合
や求人に応募できないものもあるので、最短ルートで⼀流ホテルのシェフを目指すならば
調理の専門学校に通い、調理師免許を取得しておくと良いでしょう。
専門学校によっては⼀流ホテルからの求⼈がある場合もありますので、⼀流ホテルへの就職を考えているならば、調理の専門学校に通うことが夢への近道になるかもしれません。
ただし、たとえ専門学校を卒業したからといって、現場ですぐに一人前のコックとして扱われること少なく、皿洗いや掃除などの仕事から始まり、先輩コックの働きを見ながら、知識や技術を身につけていくことになります。
なお、実務経験や調理師免許がなくても応募できるホテルはあるもので、調理の勉強をしたことがない人や飲食店未経験者でも採用される場合もあります。レストランのスタッフとして、ホールや皿洗い、厨房の掃除、ゴミ出しなどのコックサポートとして働くことで、努力が実れば、野菜のカットやソースづくりといった実務に携われるようになります。
下積み期間は専門学校卒より長くなる場合もありますが、現場で働くことで多くのことを学ぶことができますので、先輩コックやシェフの動きをよく観察し、それを真似ることでレベルアップを図ることができるものです。下積み期間は辛く厳しいかもしれませんが、どれも料理に繋がる大切な仕事です。地味な作業で嫌気がさす場合少なくありませんが、高い志を持って将来を切り拓いていきましょう。
▼お寿司にケーキ、製パンまで!全てが学べる調理師専門学校の魅力
料理ジャンルは絞るべき?今後のキャリアアップも考慮しよう
ホテルのレストランでは、フレンチやイタリアン、和食や中華などのさまざまな料理が提供されています。そのため、ホテルシェフは西洋料理や中華といった担当の分野が決められ、一定の分野の調理を行なう人が多いものの、
他分野も担当することもあるので、幅広い分野のスキルが求められます。
実際にホテルシェフを目指す場合にはジャンルを絞るべきなのか悩む人も多いかと思いますが、専門学校を選ぶ際には
和洋中などの各ジャンルを広く学ぶ
ことができる学校を選ぶとよいでしょう。
もちろん、フレンチのシェフになりたい!などの強い意思があれば、それを極めることに越したことはありませんが、さまざまなジャンルを極めたい!、キャリアアップして総料理長を目指したい!、といった気持ちであれば、特定のジャンルに絞るのではなく、
各ジャンルの技術と知識を身につける
コースや学科をおすすめします。
なお、当校の当校の2年制の調理高度技術学科では、日本料理、西洋料理、中国料理、製菓をはじめ、校内にあるレストランでの調理からサービスに至るまで行うレストラン授業などがあり、実際にホテルなどで働いている方などが講師として、より実践的な指導を行っております。
また、サービス接遇の資格である「レストランサービス技能士3級」の取得する人も多く、就職活動の際には調理だけでなくサービスへの知識保有を証明することができます。
ホテルシェフは料理人の憧れです。 いつの日か一流ホテルのシェフとして働きたいと思うのならば、その夢を叶えるために調理やサービスの基礎と技術を身につけていきましょう。そうすればきっと、憧れのホテルシェフとして活躍できる日がくるものです。