百聞は一見にしかず!オープンキャンパスや体験入学の活用術
オープンキャンパス(OC)で得たい情報や目的を事前に明確にしておこう!
いよいよ夏休み!というシーズンになってきましたね。
時間が取れる夏休みを使って、進路の方向性を決めていこうという方が多いかと思いますので、この時期、多くの専門学校で、オープンキャンパス(下記OC)が開催されます。
やはり進路を考える上で、そして調理師専門学校を選ぶ上では、
絶対OCは行くべき!
これは、まさに“百聞は一見に如かず”だからです。
リサーチという点では、まずHPやSNSから始める方が多いかと思いますが、そこから得られる情報は、活字での説明や写真などがメインであって、いわゆる「空気感」を感じることは出来ません。
やっぱり、自分が通う学校の空気感というのは体感しておくべき!
ということで、ぜひOCは参加して頂きたいと思います。
そして、ここで大切になってくるのは、事前にどういった情報を得たいのか、そして、何を目的として足を運ぶのか、ということをクリアにしておくことです。
基本的にOCは毎月など頻繁にやっているものではなくて、時期を決めてやっている専門学校がほとんどだと思います。その機会を大切にするためには、後から「聞いておけば良かった」、「見てくればよかった」と思わないように、
事前にご自身が何を確かめに行くのかということを明確にしておくのが良いでしょう。
OCや体験授業でチェックすべきポイントはココ!
先ほどもお伝えした通り、第一には、その学校に通う生徒の雰囲気や学校の空気感を感じて頂きたい。その上で、例えばこんなところに注目してみると良いのではないでしょうか。
・設備面
調理師専門学校はそれぞれ設備面が異なります。例えばおおよその調理器具などは同じであっても、校内にある施設、実習室、調理室、そして教室数などが異なるので、そういった点はチェックしてみましょう。
・講師陣
技術を磨く調理師専門学校では、何よりその技術を教えてくれる講師陣が最重要ポイント。どんな先生が教えてくれるのかというのはOCでも分かりますが、これをより良く知る、そして感じるためには、体験授業も参加してみるのが良いでしょう。
・カリキュラム
大枠は同じように見えても、やはり各専門学校によって、細かい部分のカリキュラムは異なります。卒業をするまでにどういったプロセスで、どういったことを学ぶのか、そして通年を通して、イベントや実習があるのかなども見てみるのが良いでしょう。
・先輩や先生たちの雰囲気
キャンパスライフを満喫している生徒さんの「生」の表情や先生たちの雰囲気を感じ取ることも大切。皆イキイキとしているか?友達同士で楽しそうにしているか?など、学校内の雰囲気を感じ取ることで、実際に自分自身が入学した時のイメージを膨らませることができるかをチェックしてみましょう。
OCや体験授業では、こういったSNSなどでは集めきれない情報を細かく見て、分からないところは先生方に質問してみるのが良いと思います。
仲の良い友達と行くのはNG?帰ってからの情報整理も重要
仲の良いお友達とOCに参加するのも楽しいですよね。でも、これがお勧めかと言われると、そうではありません。絶対にNGとは言いませんが、参加するのであれば、
きちんと本音が言い合えるお友達と行く方が良いでしょう。
というのも、「ここ良いね」という一言が、自分の直感を鈍らせてしまうこともあるから。そうだね、と同調してしまうと、「自分はそう思わなかったけど、友達が良いと思ってるなら、良いのかも…」と、実際に感じたことがぼやけてしまうこともあるのです。これは相手にとってもしかりです。
もし、お友達と行くならば、「自分はこう思った」ということがきちんと言える相手であること、それが難しい場合には、
他の人の感じ方に惑わされないためにも、一人で参加してみるのが良いですね。
そして、OCに参加してから、
実際に自分で聞いたこと、感じたことをノートにメモっておくとさらに◎。
調理師専門学校を比べるために、いくつもOCに参加することがあると思いますが、たくさん参加すればするほど、「どうだったっけ?」と、どの学校の情報だったか、分からなくなってしまうことがあります。そうならないためにも、復習は大切。行ってみた感想と、実際に聞いた内容は記録として残しておくと良いですね。