東京 多摩 聖蹟桜ヶ丘/学校法人井上学園/厚生労働大臣指定・専修学校(国家試験免除校)/東京多摩調理製菓専門学校

新しい街の「伝統校」として多くの調理師を送り出している東京多摩調理製菓専門学校

受付時間:午前9時〜午後5時まで042-375-8215

料理?デザート?調理師とパティシエの違いについて

調理師とパティシエの違い

意外と理解できていない?調理師とパティシエの違い

料理の世界においては、料理のジャンルによってその料理人の呼び方が微妙に違うことは皆さんもよくご存じのとおり。例えば、フレンチの料理人であれば「シェフ」という言葉が似合いますが、和食の料理人に「シェフ」という言葉はあまり使わず、「板前」であったり「板元」という呼び方を使います。
 

また、寿司職人であれば「大将」なんて呼んだり、洋食屋なんかですと「コック」なんて呼び名もありますが、実際にこの点は明確な定義がある訳ではないため、その場の雰囲気に合わせるのが無難で、特に呼び名にこだわる必要はありません。ただし、一方で明確な違いを理解しておく必要があるのが
 

料理人と調理師
 

さらには
 

調理師とパティシエ
 

の違いについては、これから飲食現場の第一線での活躍を目指す皆さんにとってはとても重要なことになります。いずれも言葉尻からは同じ意味合いのように見えますが、実際には似て非なるもの。その点は調理師専門学校入学前からしっかりと理解しておく必要があるのです。
 

まず料理人と調理師の違いについて!
 

そもそも料理人とは職業の肩書であり、エンジニアや漁師といった業種を指す言葉。一方、調理師とは日本の調理師法に基づいて、各都道府県知事が行う調理師試験に合格した者、つまり
 

有資格者でなければ調理師を名乗ることはできません。
 

当然、調理師とパティシエの違いにおいても、「調理師=料理人」というイメージが先行してしまっているため、「料理人ならパティシエも務まるだろう」といった印象をお持ちかもしれませんが、こちらも言うなれば比較する土俵が異なるという点を理解しておく必要があります。整理しますと
 

調理師:食品衛生や調理理論のといった調理全般の専門家
料理人:シェフやコックといった調理現場の専門家
パティシエ:調理現場におけるお菓子の担当者

 

ということが一般的な考え方となります。 先述のように、調理師を名乗るには調理師免許が必要ですが、調理師免許がなくても料理人にはなれますし、もちろんパティシエになることも可能です。もちろん、料理人として活躍するためには相当な技術が必要となりますので、必然的に
 

調理師専門学校で基礎的な技術を学び
 

そして、同時に調理師免許を取得したうえで料理人として独り立ちするケースが多いため、「料理人=調理師」というイメージが強いのかもしれません。今回の記事では、そんな「料理人と調理師とパティシエ」の違いについて詳しくご紹介していきます。
 

▼お寿司にケーキ、製パンまで!全てが学べる調理師専門学校の魅力
 

調理師だってデザートは作る!パティシエは製菓特化のプロ

パティシエは製菓特化のプロ  

上記でご紹介したように、調理師や料理人、パティシエといった呼び名は、業種や料理ジャンルによる棲み分けの目安であり、調理師がデザートやドルチェを作ることもあれば、調理師免許を持ったパティシエもいるわけです。
 

とは言え、例えばお菓子担当のパティシエであれば製菓技術に特化した技術を身につけておりますし、ワイン担当のソムリエであれば、世界のワインに関する豊富な知識を学んでおり、明確な区別はないといっても、
 

これまで学んできた技術や知識は一定の専門性がある
 

といった違いは当然あるのです。
 

もちろん、調理師専門学校で学ぶ調理師科と製菓科とでは、その授業内容やカリキュラムにも違いがあり、調理師科では調理理論や食品衛生といった座学から、和・洋・中の調理実習などが中心となる一方、製菓科では製菓理論などの座学や製菓実習のほか、色彩・デザイン、ラッピングといった
 

製菓ならではの技術実習もカリキュラムに含まれる
 

ことが多いのです。
 

色彩やデザインを学ぶ理由としては、パティシエが作る洋菓子やデザートなどのスイーツは、味はもちろんのこと
 

見た目を楽しむアート作品
 

と言えるため、デザイン性やセンスが求められるのです。そのため、一流のパティシエを目指すのならば、日頃からスイーツをデッサンしたり、世の中のトレンドをキャッチしたりすることが大切でしょう。
 

ちなみに、パティシエは洋菓子やデザートを作る専門職でありますが、チョコレートを専門にデザートを作る職人を「ショコラティエ」と呼び、本場フランスでは国家資格化されるほど。そのほかにも、「グラシエ」と呼ばれるアイスクリームなどの冷菓を専門に扱う菓子職人であったり、キャラメルやマシュマロといった糖菓を専門とする「コンフィズール」といったジャンルもあります。
 

▼気になる授業内容や教材、カリキュラムを事前にチェックしよう
 

卒業後の進路の違いと就職に有利となる資格の違い

卒業後の進路の違いと就職に有利となる資格の違い  

最後に、調理師とパティシエにおける取得できる資格や進路の違いについて見ていきましょう。
 

調理師においては、言うまでもなく国家資格である調理師免許を筆頭に、食品衛生責任者などの資格取得が可能です。一方のパティシエにおいては、菓子製造技能士や製菓衛生師といった資格取得が可能で、特に菓子製造技能士においては
 

パティシエの国家資格
 

であり、パティシエの技術や知識を証明する一つの肩書きのようなものですので、将来的にパティシエとして活躍するのであれば必須の資格であると言っても過言ではありません。菓子製造技能士においては1級と2級に別れており、
 

2級では2年以上・1級では7年以上もの実務経験
 

がないと受験資格すらありません。
 

その点、製菓に特化した専門学校においては、卒業後に2級の受験資格が得られたり、1級の受験資格も7年間より短い期間に短縮されたりと様々なメリットがありますが、いずれにせよ実務経験がないと受験資格が得られないという点では、
 

1級取得は調理師免許よりハードルが高い
 

と言っても過言ではありません。
 

そして気になる卒業後の進路、就職先の違いですが、基本的に当校を含めた多くの製菓専門学校の製菓課程においては、製パン技術もカリキュラムに含まれるため、その進路においては洋菓子店やホテルレストラン以外にも、製パン関連企業なども含まれてきます。
 

また、製菓衛生師の資格を取得しておけば、飲食店などを開業する際に必要となる「食品衛生責任者」の資格を取得する際に講習が免除になるなど、有利に働く部分もありますし、何より
 

衛生観念という面で信頼性にもつながります
 

ので、当然進路としての選択肢も広がりやすくなります。
 

パティシエとしては、洋菓子店に勤務して実務経験を積んだり、本場ヨーロッパに修行しに行く、洋菓子メーカーで商品開発に携わるなど、様々な選択肢があります。今や、男女問わずスイーツブームであるこの時代、
 

パティシエとして様々な活躍の場が期待
 

されていますので、世界に名を轟かせる有名パティシエを目指して、日々知識と技術を磨いていきましょう。
 

▼気になる卒業後の就職先と免許を活かした卒業後の進路

 
ウェブ出願について
WEB出願の手順を説明します。
学校パンフ
デジタルパンフレットを閲覧できます
中学生の方へ
中学生の方は高等課程サイトへ
おいしい☆体験
作って食べる、おいしい体験イベントで待ってるよ!