お寿司にケーキ、製パンまで!全てが学べる調理師専門学校の魅力
シェフから寿司職人まで~自在に学べる調理師専門学校のメリット
調理師専門学校ではどのようなことが学べるのか…というと、一言では言えない程、本当に多くのことを学ぶことができます。
各調理師専門学校のコースによっても多少異なりますが、例えば2年制の調理の全般的なことを学ぶコースの場合、日本料理が30%、中華料理30%、西洋料理30%、製菓10%という形で、
全ての分野がバランスよくカリキュラムに組み込まれています。
日本料理の中には、もちろんお寿司の講座もありますし、西洋料理の中にはパンの講座もあります。幅広いことが学べるので、例えば「調理の仕事には就きたいけど、まだ具体的な分野は決められていない」という方でも、全般的な料理を学んでいく中で、「自分はこの分野の料理が好きだ!」と好きなことを見つけられたりもします。
このように全般的なことを学ぶコースの場合には、調理を学んでいく中で将来の方向性を考えられるというのもメリットです!
▼気になる授業内容や教材、カリキュラムを事前にチェックしよう
パティシエやブーランジェなど~目指す職種で異なる多彩な専門知識
生徒さんのなかには、すでに「パティシエになりたい!」、「ブーランジェ(パン職人)を目指している!」と方向性が決まっている方もいらっしゃると思います。特に専門的な知識と併せて、繊細な技術力も必要になるので、
パティシエやブーランジェなどはコースを分けている学校もあります。
例えば、調理全般的なことは1年次に学び、2年次に製菓や製パンに特化するというコースもありますし、短期間で製菓と製パンの技術のみを習得する1年制のコースがあったりします。これはご自身の目的や希望に合わせて、コースを選択していくと良いでしょう。
この製菓・製パンのコースで学ぶ内容は多岐に渡り、各学校のカリキュラムにもよりますが、基本的には衛生学や理論、実習はもちろんのこと、実際にカフェやパティスリーなどを出店した際に必要となる
経営マネージメント学、そして、ラッピング術や色彩・デザインなども学べます。
さらに、最近では介護食という分野も注目されてきています。ニーズが高まる介護食は
やはり塩分を控えるなどの健康面や調理法などを含めて、専門的な知識や技術も必要となります。
将来的に病院勤務や介護関連の方面も考えている方は、こういった知識を学び、技術を習得することも大切でしょう。
このようにすでに将来の方向性が明確方にとっても、調理師専門学校ではきちんとした専門的な知識と技術をしっかりと学ぶことができます。
別の科の生徒たちとのコミュニケーションも貴重な情報源として活用
調理師専門学校では、調理全般的なコース、製菓、製パンなど様々なコースがあることをご紹介しましたが、各コースで学ぶ生徒たちはだんだんと自分の好きなことを見つけて、それを極めていきます。
ただ、やはり“料理”というものは、どの分野でも共通するものがあったり、つながっている部分があるので、他コースを受講している生徒との交流も貴重で、とても大切なものになります。
例えば、日本料理の方面に進もうと思っている生徒も、コース料理の中でデザートを作る必要があったりもします。その場合、製菓を専攻している生徒と
コミュニケーションを取ることによって、アイディアが生まれたり、刺激をもらったりすることもあります。
このコミュニケーションによって、多角度な視点を持つことができ、自分の知識や技術力を高めたり、アイディアを膨らませたりすることもできるのです。
さらに、就職活動をする際にも、調理師専門学校に通う生徒たちは基本的には同じ「調理」という分野で就職先を探しているので、
就職活動に関する情報交換ができることは大きなメリットです。
実際にインターンに行ってみてどうだったか、そのレストランを希望した決め手はどういうものだったのか、選考方法はどうだったか…などなど色々な情報交換ができます。もちろん、調理師専門学校には多くの卒業生がおり、レストラン、ホテル、病院、カフェ、パティスリー、そして開業している先輩たちからも話を聞くことができるでしょう。
学びながら方向性を決めていくのもよし、すでに決まっている分野を目指して技術を習得していくのもよし!調理師専門学校で学べることは本当にたくさんあるので、ぜひ自分にあったところを見つけてみてくださいね!